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国立大学法人山形大学工学部教授の吉田司のブログです。2050年までのカーボンニュートラル社会実現に向けて、色々な情報や個人的思いを発信します。発言に責任を持つためにも、立場と名前は公開しますが、山形大学の意見を代弁するものではありません。一市民、一日本国民、一地球人として自由な発言をするためにも、所在は完全に学外です。山形大学はこのブログの内容について一切その責任を負いません。

2021年5月7日金曜日

ドイツ連邦議会選挙

 長らくドイツの首相を務め、EUの顔でもあったメルケル氏が、今年9月にドイツ連邦議会の総選挙が行われるタイミングで政界を引退することを受けて、次期首相候補をめぐる動きが注目されます。現在レースのトップに躍り出たのが、緑の党の共同党首で、何と40歳で二児の母のアンナレーナ・ベーアボック氏(Annalena Baerbock)です。

ドイツ総選挙、緑の党の計算(NIKKEI)

最新の世論調査では、ベーアボック氏が首相として最も適任という回答が30%を超え、緑の党の支持率もキリスト教民主同盟(CDU)とバイエルンのキリスト教社会同盟(CSU)連立を大きく上回り、激戦の末に統一首相候補となったCDUの次期党首ハベック氏(メルケル氏の後継)に大きく差を付けているようです。

外から見る限り、それでもとても良くやっていると思うメルケル首相ですが、コロナ対応のマズさなどからCDUの支持率が急落した背景があるようです。同時に、脱炭素に向けた社会の機運がかの地では高まっていて、それを最重要課題として推進することを公言している緑の党、ベーアボック氏に対する支持が集まっている様です。

社会の大変革を支持する民意の高まりと、それを率いる若き女性リーダー、凄いですね。CDUやCSUは大連立も模索している様です(政治が停滞する?)。最終的にどうなるか分かりませんが、大きな変化に期待したいところです。

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125

 「125」この数字が意味するのは何でしょう?はい、私はオートバイが大好きで、特に手に余らず、使い切れるパワーで軽量な125ccクラスのバイクが好きです。高速道路は乗れないけど、バイクで高速道路走っても、ちっとも面白くないし、二人乗りだって出来るし、燃費良くて維持費安いし。今ウチ...