このブログについて

国立大学法人山形大学工学部教授の吉田司のブログです。2050年までのカーボンニュートラル社会実現に向けて、色々な情報や個人的思いを発信します。発言に責任を持つためにも、立場と名前は公開しますが、山形大学の意見を代弁するものではありません。一市民、一日本国民、一地球人として自由な発言をするためにも、所在は完全に学外です。山形大学はこのブログの内容について一切その責任を負いません。

2022年1月14日金曜日

そうだったのか!「吉田教授の学べるニュース」

 2月4日(金)19時から、米沢市社会教育課主催のオンライン講座で、代表の吉田がカーボンニュートラルについて一般市民向けに講演させて頂くことになりました。ご関心のある方は是非ご登録ください。

開催日:2022年2月4日㊎19:00~21:00

演 題:学校で教わらない!カーボンニュートラルの不都合な真実!?

内 容:最近ニュースで聞くカーボンニュートラルとは何か、

    世界はどうやって脱炭素社会を実現しようとしているのか、

    そんな疑問を山形大学の吉田教授が深堀り解説!

講 師:山形大学カーボンニュートラル研究センター 代表 吉田 司 氏

会 場:You Tube配信

参加費:無料

参加申し込みURLはこちら

https://forms.gle/1iQxXG6eS7ufdUbV8

2022年1月7日金曜日

最上町ゼロカーボンシティ宣言!

 山形県の北東部に位置する最上町が、新たにゼロカーボンシティ宣言をしました。

二酸化炭素排出量を実質ゼロへ 「ゼロカーボンシティ」宣言|NHK 山形県のニュース

おめでとうございます!パチパチパチ!最上町は、人口約8000人で、その大部分が森林ということで、木質バイオマスの利用を進めてきたそうです。森をしっかり再生しつつ、吸収量も確保することで、カーボンニュートラルを達成出来そうですね。超豪雪地帯でもありますから、雪も活用できると良いと思います。

これで県内のゼロカーボンシティ宣言の市と町は13になるそうですが、最上地区では最上町が初めてとのことです。共に協力してカーボンニュートラル先進県山形を実現していきましょう!

2022年1月2日日曜日

2022年あけましておめでとうございます!

 あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。

年末年始米沢は大変な豪雪に見舞われ、除雪作業に追われる状況でした。新年早々に仕事をするのも良くないと思い、1月1日だけは意識的に何もしない様にしていましたが、今日から仕事再開です。その最初が更新の滞っているブログでのご挨拶。自分自身が直面する課題としては、YUCaN研究センターの年度末仕上げと講義の締めくくりぐらいですけど、卒業を間近にする学生たち、さらに身近な人たちが直面する重大な挑戦に対して、サポート役として結構大忙しでして、この正月はいつにも増して忙しい感じですね。

さて、昨年を振り返ると、「カーボンニュートラル」という言葉の社会への浸透が始まった年であったと思います。宣言が2020年の終わりごろでしたが、2021年には連日関連の話題が報道され、COP26などの重大なイベントもあって、よほどニュースに無関心でない限り勝手にその言葉が耳に入ってくる様になったと思います。それでもまだ、その本質的な重大性や実現の困難さが共有されているとは思えません。一方で、昨年末が太平洋戦争開戦から80年の節目でもあったため、どの様にして対立が深刻化して、誰も求めていなかったハズの戦争にまで発展してしまったのかを考える機会でもありました。当時と今では社会背景が違うから、同じことは起こったりしない、と楽観する向きもあるでしょう。確かに同じことにはならないでしょうが、さらに酷いことになる心配はあります。一番問題なのは、そうした失敗からの学びの無さであって、利害の対立を生む相互不信頼、異質な物を排除しようとする人間の本質は当時も今も全く変わっていない様に思えます。SDGsが訴える「多様性を受け入れ、共に生きること」の大切さを果たしてどれだけの人が本当に理解しているでしょうか?世の中に、悪事を働く明確な意思があって悪事を働いている人は殆どいません。大抵は、自分は善良だと思っていて、しかしその善意が他者にとって悪事になっているとは気づいていない場合がほとんどだと思います。視野を広く持ち、深く学び考えることで、強者の論理を弱者に押し付けない、本当の意味での優しさ、愛情が必要だと感じます。私自身も、それを学び続けないとならないとつくづく思います。

さて、2022年が始まりました。毎年、新年には「良い年でありますように」と祈るわけですが、ここ数年「良い年だったな」というよりは「大変な一年でした」となっていたことが多いと思います。耳を疑う様な悲劇に襲われ、苦しめられる人たちをまたしても見ることになるのか、最悪それは自分自身かも知れない、と心配です。悲観的に過ぎますか?でも、心配して、精一杯努力して、可能な限りの備えをして、それで結局何も起こらなかったら、それを無駄だった、とは思いません。杞憂に終わった、のほうが嬉しいです。今年はもっと行動が具体的になり、多くの人たちの協力賛同が得られる様にしたいですね。

なかなか更新しないですけど、このブログも引き続きよろしくお願いいたします!

125

 「125」この数字が意味するのは何でしょう?はい、私はオートバイが大好きで、特に手に余らず、使い切れるパワーで軽量な125ccクラスのバイクが好きです。高速道路は乗れないけど、バイクで高速道路走っても、ちっとも面白くないし、二人乗りだって出来るし、燃費良くて維持費安いし。今ウチ...