2023年が始まりました。今さらですが、本当に2022年は最悪の年でした。56年生きてきて、こんなに酷い年は無かったと断言できるぐらい酷かったです。そして今年、事態が好転して希望を見出す年となることを心から願いますが、今のところその兆しは見えません。新年早々、こんな挨拶となってしまうことがとても心苦しく、嘘でも良いから「今年が皆さんにとって素晴らしい年となりますように!」なんて言いたいのですけど、それは本当に嘘っぽく聞こえてしまいます。
大みそか、元旦と大サービスと言わんばかりに北朝鮮が弾道ミサイルを発射しました。「お前ら勝手に安らかな新年など迎えさせないぞ」ですか。ロシア軍のキーウ総攻撃もいつ始まってもおかしくない情勢です。「願い」などと言っていてはダメなんでしょうね。自分ではどうにもならないと感じた時に、人は神様をつくりあげて、お祈りをします。ついには人を神様にして、「神風」になります。今本当に必要なのは、どうしてこうなってしまったのか、ということに一人一人が向き合い、人を愛する心、自らの幸せが他者からの愛によって支えられてきたことを思い出し、この状況を打開するために行動を起こすことだと思います。残念ながら、神様に祈ったところでその祈りは通じません。こうなってしまったことに、決して自分自身も無関係ではないのだということに、どこまでちゃんと向き合うことが出来るのかが問われています。
もしもそれに失敗し、まだ性懲りもなく「〇〇のせいだ」で片付けてしまえば、この状況は続き、悪化して、我々の知る世界は消滅することになってしまうでしょう。それがいつやってくるのかは分かりませんが、思いのほか早くやってきてしまうかも知れません。そうなってからでは遅いです。過去から学び、自ら気づき、未来を想像し、決して諦めたり投げ出したりせずに努力して、平和を取り戻しましょう!
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