このブログについて

国立大学法人山形大学工学部教授の吉田司のブログです。2050年までのカーボンニュートラル社会実現に向けて、色々な情報や個人的思いを発信します。発言に責任を持つためにも、立場と名前は公開しますが、山形大学の意見を代弁するものではありません。一市民、一日本国民、一地球人として自由な発言をするためにも、所在は完全に学外です。山形大学はこのブログの内容について一切その責任を負いません。

2025年4月25日金曜日

ただいま!

 皆様、物凄くお久しぶりです。もう2年くらい何も書いていなかったです。この間何もしていなかったわけではなくて、色々と思い悩み、色んなことにチャレンジして、良いことも悪いこともあったのですが、単に書いている時間が無かっただけです。

さて、この2年で気候変動対策、温室効果ガス削減について著しい前進があったとは残念ながら思えません。これまで、色んな新しいニュースを共有しつつ、自分なりのコメントを付けるというスタイルでしたが、大きな出来事が無い限りそれをやってもあまり意味が無いように思います。これからは、気候変動とかカーボンニュートラルに関することだけでなくて、気になったことについて日記的に書き残していくようにしようかと思っています。

今世界は荒れに荒れてますよね。2つの戦争はちっとも終わらず、トランプ関税で株価や為替も毎日上がったり下がったり。何しろ毎日言うことが変わりますから。どれだけ制裁を科したとしても、ロシアも中国も絶対に屈服しないでしょう。お互いへの憎悪と不信を拡大させているだけです。そもそも、相手を見下した様な発言を慎むべきです。私は沢山の良いアメリカ人がいることを知っていますが、こんなことが続いたら友達いなくなりますよ。日本は絶対にアメリカと敵対することなど出来ないし、そうすべきでも無いのですけど、あまりにも横暴なことをすればアメリカの方を持つことも出来なくなる。例のボーリングの玉の話とか、もちろんナンセンス極まりないし、どうもトランプ大統領は日本がロシアと戦争したことがある(日露戦争)ことも知らないそうで、「○○ちゃうか?」という言葉がのど元まで来ているんだけど、言えない、言っちゃダメ。ギリギリの折衝に挑む方々には頭が下がります。凄いストレス耐性が必要ですよね。でも、アメリカの自動車なんて、絶対日本では売れないでしょう。日本市場向けの自動車を作れないし、作る気も無い。なんせ日本は縮小市場ですから。GAFAMに代表されるように、脱製造業を自ら選び、進めてきたアメリカが製造業に回帰する必要はなくて、「自動車ごとき日本に作らせておけば良い」「半導体(デバイス)はTSMCに作らせておけば良い」じゃないの?と思います。日本もカナダもメキシコも台湾もアメリカに従属させるなら(台湾は・・・)、皇帝トランプはアメリカの取り分なんて気にする必要ない。それこそ、100年の後も日本は日本だろうか?通貨は円だろうか?ドル?人民元?State of Japan?日本省?相互不信と憎悪に満ちた昨今の帝国同士の覇権争いを見ていると、とても平和が続く様に思えない。もちろん、日本人としては日本は日本であって欲しい。でも、中立的でいることはどんどん難しくなりそう。先の大戦からたったの80年ですよ。それでこんなに悪くなるなんて・・・。

さらにはショッキングな人口統計が発表されました。

日本の総人口 推計1億2380万人余 14年連続減 日本人の減少幅最大 | NHK | 総務省

細かく見ていくと、その急速な変化に驚きます。2024年に日本の人口が過去最大の55万人(0.44%)減ったのですが、それは外国人も含めた総数。日本人に限ると90万人減(0.77%)。つまり外国人は35万人増で総数は約350万人(2.83%)。相対ではなんと125万人(約1%)バランスが変わった。今後急速に景色が変わっていくということです。このペースが続くと100年経てば日本人は5800万人以下、不足する労働力を外国人で補うことは出来なくて、秋田県なんて計算上は13万8600人になっちゃいます(今は97万人)。あまりにも変化が速く、健全な社会システムの維持は大変難しくなります。山形も大変なことになります。いい所なんですけどね。もちろん、上記の外国人は不法滞在者ではありませんよ。ちゃんと労働して税金も納める隣人です。果たして、島人はその変化を受入れられるか?外国人排斥運動とか起こりそうで怖い。日本の安全神話も終わってしまうかも。

気候変動については、2024年は1.5℃目標を既に突破し、世界の平均気温は+1.6℃、北極の氷は過去最少サイズになり、いよいよ終わりの始まりが見えてきた感じです。先日講演をした時、参加された方から「先生の話を聞いてとても暗い気持ちになりました」とか「先生はもっと明るい話、夢のある話をしないと!」というお叱りも受けたのですけど、単なる願望とか根拠の無い夢とかって言いたくないんですよね。現実から目を逸らして、あるバウンダリーから先を不可視化して自分に都合の良い薔薇色世界を語っても、仮にそれがある期間実現されたとしても、より悪くなった世界がその反動で返ってきます。ましてや「私の○○が究極!」なんてのは絶対ウソなので、騙して、引きずり込んで、なんてしたくない。決して絶望を振りまいているんではないんです。その視野の狭さ、自分に都合の良いことだけを信じる、というのを改めて、現実から目を逸らさないで、と訴えているだけです。

そして、結論はいつもこうなります。若者が未来、教育こそが力。心配だから、どうにかしてあげたいと思っても、私は先に死にます。未来は分からないし、想像よりもっと大変かも知れない。どんな世界であっても自分が幸せに生きられるバイタリティーを身に着けて欲しい、かなり厳しい要求だけど。夢じゃなくて希望です。大人たちは、自分が守ってきた価値観から若者を開放してあげる勇気を持つことも大切なんでしょうね。信じることです。

2023年6月22日木曜日

125

 「125」この数字が意味するのは何でしょう?はい、私はオートバイが大好きで、特に手に余らず、使い切れるパワーで軽量な125ccクラスのバイクが好きです。高速道路は乗れないけど、バイクで高速道路走っても、ちっとも面白くないし、二人乗りだって出来るし、燃費良くて維持費安いし。今ウチには125だけで4台のバイクがあります。CT125, GROM, CRF125F, そして一番最近加わったアドレスV125G。CRFはレース用なのでナンバーは付いていません。オートバイに関心のある方、大きくてエラそうなバイクが楽しいわけじゃないんですよ!

いや、そんな話ではなくて、これのことでした。

ジェンダー平等 日本125位に後退 政治参加の分野で格差大きく | NHK | ジェンダー

何ともまあ、情けない!世界経済フォーラムが毎年発表している、男女格差(もちろん、格差が大きい方がランクが下)で日本は昨年の116位からさらに後退して、今年の発表では125位になったのです!調査対象は146か国、なので日本はほぼ最低ランクってことです!あーあ!

衝撃的な数字ですが、冷静に考えると驚きではありません。逆に、もしランキングが上がっていたら驚いていたことでしょう。だって、この一年を振り返って女性の地位が向上したとは全く感じないから。むしろあからさまな性差別が目立ちますよね。そんな状況に絶望して、ついには山形を離れていってしまう女子がたくさんいるんですよ!分かり合える存在、協力し合える存在であり、変化を生み出すために欠くことの出来ない人たちだったのに、これで余計に何も出来なくなる気がしています。

しかし、このデータを見て、日本の状況を「もったいない」と言うのは全くその通りです。「政治参画」「経済参画」「教育」「健康」の4つの尺度で、日本は後二者ではほぼ満点、性差は見られないのに、前二者では平均を下回り、特に政治参加での格差が極めて大きいです。つまり簡単に言って、日本の女性は頭が良くて健康なのに、活用されていないってことですよね。政治の差ってのは、必ずしも行政機関における差だけではなくて、要は意思決定に関わる女性が少ないということだと思います。ルールやポリシーは全て男性が決めて、女性は利用されるだけの側にある。それで、そのリーダーシップってのが最近は時代遅れが甚だしく、失敗続きで、諸悪の根源なのに、その中枢にいる人たちにはそれが分かっていない。それこそ「いやあ、まだ君には無理だろう。それは私の役割ですよね。」とばかりに何の反省もなく同じことを繰り返す。まあ、このデータを見ると、実は世界の平均でも格差が大きいのは前二者ですよね。だからこれは世界共通の問題で、その中でも相当遅れているのが日本である、ということでしょう。

いっつもそれを言ってますが、多様性こそが変化、進化への機会なのです。女性に限らず、外国人や色々な理由で疎外されている人、そういう人たちから見える必要なこと、変化へのアイデアってのは、古い人間には絶対に分からないんです。気候変動、少子化、資源・エネルギー枯渇、食料問題、世界の分断、戦争、日本を取り巻く環境は著しく悪くなっています(これまた世界共通ですけど)。ところが、窮地に追い込まれると、変化を目指すのではなくてむしろ今までの図式にしがみつくんです。オジサン達は過去の成功にしがみつきます。それを効率化することで何とかなる、という考え方しか出てきません。だから以前にも増して女性を排除し、同じ方向を向いている人たちだけで物事を進めようとします。これって完全に逆行しているのです。

それでも、賢い人たちはその問題に気づいてはいます。「キャノンショック」と言われているそうですが、今年の株主総会が荒れているそうで。

「大物経営者にも反対票」株主総会に異変 NOを突きつけるワケ | NHK | ビジネス特集

あのグローバル大企業、キャノンに女性の取締役が一人も居ない!敏腕経営者の伝説がある御手洗氏に実質NOが叩きつけられたわけです。どんな理由を並べたところで、そんな状況を許しているキャノンには未来が無いので投資できない、という明確なメッセージが発せられたのです。

それでも、産業界はそうやってちゃんと自浄作用が働くからいいですよね!役所や大学はそうはいきません。全国の国公立大学の工学部に、女性の学部長って一人もいません!(います?)それを変えようって動きもちっとも見えません!是非、山形大学には全国初の女性工学部長が誕生してほしいですね!中にいる人から選ぶんじゃないんですよ。凄腕の女性経営者とかに落下傘で来ていただくのです。それで大ナタふるって大改革して欲しいな♡。


2023年5月9日火曜日

男性目線

 先月末に、2回に渡って「”男性目線”変えてみた」というタイトルのNスぺが放送されました。しょっちゅうNHKの番組を話題にするので、「お前はNHKの回し者か!?」と思われる方もあるかも知れません。しかし、相当反響を呼んでいるようですね。実は世の中のことの多くが男性基準で決められていることに、当の男性が気づけていないという問題は、世界的に共通するところですが、特にこの日本ではヒドイ。御覧になっていない方は、是非NHKオンデマンドで(やっぱりNHKの回し者?いや、私は実はオンデマンド利用しておりません。録画しています。)

第1回は主に医療のこと。男女同じ扱いであることが社会的に求められる昨今ですが、こと体の仕組みについてはやはり性差はあり、同じ扱いは不適切というわけです。しかし、差別すべきところで適切な差別が行われておらず、医療的な診断法や処置が男性を基準に作られているために、女性に不利益を生じているというのです。これについては、特集記事もあります。

シリーズ“男性目線”変えてみた第1回 性差医療の最前線 - NHKスペシャル - NHK

番組見なくても、この記事でも分かります。これはこれで、知らなかったことも多かったし、面白かったです。家族にも大切な女子がいますし、是非医療の現場では公平であるために差別して欲しいものです。さらに言えば、性差以外の差も当然ありますよね。年齢や生活習慣。そもそも一人一人違って当たり前なわけで、理想を言えば一人一人に適した診断、処置を行って欲しい。まあ一番コストがかかるわけですけど。

さて、実はもっと面白かったのは(私の意見)、第2回目「無意識の壁を打ち破れ」で、特に男性が意識出来ていない社会的な差別を扱っています。特集記事が以下にまとめられています。

【#BeyondGender】4月30日(日)夜9時放送の「NHKスペシャル」で「“男性目線”変えてみた 第2回」が放送されます。

最初に出てくる、スウェーデンの除雪の取組については、別個特集記事があります。

【NHKスペシャル】ジェンダー平等の先進国・スウェーデンの取り組み|“男性目線”を変えて社会が変化

まあ、こちらは「ふーん」という感じでした。女性ももちろん自動車を運転します。でも、高齢者や子供にとっては、歩道を優先して除雪して欲しいのは当然ですよね。転倒事故が減って、医療費削減できたとか、それはまあ、こういう取組みを合理化する理由ってことでしょう。

一番学び、気づき、反省すべきは特に仕事における性差別、男性が無意識のうちに作り、女性を排除すると共に自らを(不当に)守ってきた壁です。OBNという言葉が出てきます。まさにそれ、それなんです。これに胡坐をかいでいる男性(特にオッサン、ジイサン)の何と多いことか!ええ、弱い男性はそこに入れないんですよ。具体的には妻がいて、家庭の仕事から解放されて、仕事100%の生き方を許されている男性が、能力は低くても有利な立場になりますから、それによって築いてきたOBNなわけです。ハイ、だから退場してもらうしかないんです。等の本人は、そのことに気付けてさえいないですから、やることなすこと間違いだらけ。何も変わらないどころか、どんどん悪くしている。

この第2回の内容について、杉江美樹さんという方が、解説、コメントしています。

DE&I変革のカギは"OBN"の解消〜NHKスペシャル「"男性目線"変えてみた」まとめ|杉江美樹|note

うん、その通りだと思いますよ。変な誇張とか、過剰反応をしているとは思いません。一連のハナシで大変不都合を感じ、感情的に反発したくなる(OBNの恩恵にあずかっている)男性も多いでしょうね。でも、この通りなんですよ。分かっていて、思わず目を背けたくなる痛みを感じる男性にはまだ希望があります。タチが悪いのは、気づいてさえいなくて、権力の中枢に居座ってしまっている男性です。

それで、ここらでやめとかないとならないんですけど、大学のハナシも出てきますよね。そーう、その通り!当方からすると、紹介されている国内大学の事例は、それでも羨ましい限りなんですけど、こんなのまだまだ。日本のガラパゴスぶりは凄いですよ、学術も、政治も。OBNを基礎とする世襲の様な人事。女性枠、というといつも学位とりたてのひよっ子ばかり(ゴメンナサイ)。そりゃあ、オッサンが手名付けられますよね。言いなりです。むしろ、男性教授が頭が上がらないぐらいの凄い女性教授が欲しい。せめて1/4。そしたら、文化が変わりますよ。男性か女性かでの差別なんて絶対出来なくなる。今は「女性を守るために」という名目で逆に女性を差別しまくる人がいるんです。例えば、育児のための支援が女性に対してだけ与えられるとか、オカシイでしょ?

「いやあ、女性は研究する時間が無いでしょ」とか「女性じゃ研究費取れないでしょ」とか「女性増やすと論文減るでしょ」とか平気で発言する、信じがたい様な化石男子もいました。それが全て間違っているのは、ちゃんと証明されています。過渡的に上記のようになったとしても、必ず良くなります。多様性こそが進化の仕組みです。目標が一つの時は、同質な人材を揃えることで目標達成へのスピード、効率は上がるでしょう。しかし、そういう組織は変化する能力を失うのです。高度成長期の日本は一つの方向を向いていた。男性中心の社会も、年功序列、終身雇用も、その時は機能したんですよね。でも、今は完全に邪魔なものになっている。自分とは違う人、扱いにくい人、すなわち自分には無い能力を持っている人、を上手くリードし、活用できる人こそが優れたリーダーですよね。でもOBNにどっぷり浸かってきた人には無理。だから静かに退場して、まずは女性にリーダーをお願いしましょう。(え、具体的には誰とか全然言ってませんよ!)

2023年4月21日金曜日

宝もの③

 またしても、宝ものを頂いてしまいました。ありがとう!(ケーキはもう食べちゃったけど)

昨日、57歳になりました。この歳になると、誕生日はあまり嬉しくないのですけど、昨日はサプライズの連続でしたね。忙しくバタバタしていたところに、オレグさんがケーキを持って学生たちが私のオフィスにやってきて、オレグさんが独特のトーンで、Happy Birthday to You!"と歌ってくれました(誰かにビデオ撮って欲しかった!)覚えていてくれたのね、嬉しいです。

それから、先日までドイツに行っていた中村君から「これ、鶴さんからです」と頂いたのは、クロアチア産のネクタイ(写真のやつです)。なんでも、クロアチアがネクタイ発祥の地なんだそうで、クロアチアで買ってきてくれたそうです。鶴君はうちの研究室で博士論文研究をやった2018年卒業生ですが、今はオーストリアで炭酸ガス還元関係の仕事をしています。中村君が帰国前にリンツに行って、鶴君に会った時に渡されたそう。この仕事をしていると、世界中に研究仲間がいることを嬉しく思いますが、世界中に次世代の研究者となる息子や娘がいるのはもっと嬉しいですね。

そして、家に帰って晩御飯を作りましたが(誕生日でも作るのは私)、家族が花束とケーキを買ってきてくれました。本日二度目のケーキ!ウっ!いや、その時の写真、宝ものの子供二人と映っているデレデレの写真もあるのですが、さすがにそれはここに載せるのやめておきます。大学の子達も、ウチの子達も、こうした幸せと平和が続く世界に生きて欲しいと強く願います。


2023年4月16日日曜日

安い日本

 色々書いている時間が無いのですけど、是非学生の皆さんはこの事実を知り、考えて欲しいと思います。表向きのハナシとは真逆で、日本はどんどん衰退しています。

[NHKスペシャル] 世界が注目"割安な日本” 最前線の迫真ルポ | ジャパン・リバイバル “安い30年”脱却への道 | NHK - YouTube

データで見る “安いニッポン” - NHKスペシャル - NHK

バーゲン・ジャパン 世界に買われる“安い日本”(2)労働力 - クローズアップ現代 - NHK

安いニッポン! なぜ賃金は上がらないのか? NHK解説委員室

一体誰がこんな日本にしたのか!?そう思いますよね。今や日本の平均給与は韓国より下。上のレポートにある中国企業で働く日本人技術者のインタビューが大変印象的。人を大切にしてこなかったからですよ。しかし、この状況に及んでも、海外のパートナーを信頼して協働する勇気と能力を持てない人は、置いて行かれることになるでしょうね。日銀がどれだけ資金提供をしても、それを使ってもらえない。新しい経営体制で、海外からの潤沢な資金を得て新しいマーケットに進出しないと、大変なことになりますね。

学生の皆さんは、日本で仕事をする、というイメージから早めに脱しておいた方が良いと思いますよ。日本人は我慢し過ぎなんです。だけど、心の奥底では納得なんてしていないから、最近はテロみたいなことが頻発する様になってきてしまいました。開戦前夜、あの頃の日本(私生きてなかったけど)に似ていると思えてなりません。是非、AIなんかに頼らないで、自分自身を見つめてみて下さい。諦める必要なんてないですよ。でも大切なのはパートナーシップ、敵対ではありません。

2023年3月10日金曜日

宝もの②

 今年度研究室を巣立っていく学生から、ものすごい宝ものを頂きました。あまりにも嬉しくて、泣けてしまいます。ちょっと自慢話になってしまうけど、お許しください。30年近く大学の先生をやっていて、こんな素敵な贈り物を頂いたのは初めてです。


こんな感じです。私がよく着てるような、フード付きの黒いパーカーなんですけど、完全オリジナル!それも学生たちが心をこめて作ってくれたことがひしひしと伝わってきます。今、こう書いている間にも目頭が熱くなってしまいます。大げさじゃなくて、本当にそれぐらい嬉しかったんだよ!みんなありがとう!
なんたって、背中の「名言7選」に感激してしまいました。笑いが出るほど、良く言う迷言(?)をピックアップしてくれました。確かにいっつもこんなこと言ってるよね。君たちがどれぐらいよく見ているのか伝わってきました。恥ずかしいのと嬉しいのと…。いっつも厳しいことばかり言ってる吉田先生ですが、伝わってるんだなあ、と思えたことが嬉しい。いつも悩み、どうしたら良いのか、この歳になってもまだ試行錯誤ですけど、少しだけ自信をもらえました。君たちとちゃんとつながっているんだ。
あまりにも素晴らしくて、もったいなくて、とても着れません。本当は着て自慢したいけどね。これはずっと宝ものにして、大切にとっておきます。自分が苦しくなった時は、きっとこれを見て頑張ります。本当の宝ものは、君たちだね。良い世界をつくって下さい。チャレンジに溢れ、充実した幸せな人生を送って下さい。時々は便りをください。
自分は幸せ者だ。あー、本当に泣けてきた。ありがとう!


宝もの①

 先日(2023年1月25日)、米沢市立北部小学校の6年生の皆さんに、「SDGs・地球温暖化・カーボンニュートラルについてみんなで考えよう!」というテーマで特別授業をさせて頂きました。そしたら、60人以上の子供たち全員からお礼の手紙、感想文を頂きました!手書きでびっしり書いてあって、熱心な子は2ページに渡っていました。全部読ませてもらいましたよ!

「自分たちのせいで地球が大変なことになり、他の生き物が死んだりしていることがショックだった」「ゴミを拾おう、プラスチックを出来るだけ使わないようにしよう、節電、節水を心がけよう」などに加えて、「どうして不平等が起こってしまうの?」「ウクライナとロシアの戦争が早く終わって欲しい」「このことについて、家族で話をしたい」など、まさに我が意を得たりで、子供たちが熱心に学び、素直に受け止めて、考えていてくれることが良く伝わりました。また、本当は対面でやる予定が、私がインフルにかかってしまったために、急遽オンライン開催になってしまったのですが、そのためかも知れませんけど「これからも、お体に気を付けて、お仕事頑張って下さい!」「ありがとうございました!」の言葉を沢山もらって、本当に涙が出るほど嬉しかったです。この手紙は宝ものです。みんなありがとう!

米沢市の青木さん、この特別授業の開催にご尽力いただきまして、本当にありがとうございました。この手紙を見て、心からやってよかったと思いました。子供たちの感受性の高さ、素直さ、真剣さに感銘を受けました。しっかりと伝わっていると感じますし、これからのこの子達の学びと成長に役に立てたように思います。きっとこの子達が大人になる時、今までの人たちに出来なかった幸せが持続する世界をつくっていってくれると、そう信じられる気がします。これは、是非続けましょうね!中学生になったこの子達に再会して、もっと話がしたいですし、次の子達とも会いたいですね。

60ページ以上の手紙、丁寧に色まで付けてある子も

授業風景はこんな感じだったそうです、会えなくて残念でした!

還暦

 私、1966年生まれ、丙午(ひのえうま)です。2026年になりましたので、還暦を迎えました。すなわち、今1歳です。あと何年生きられるでしょうか?ひとまず、60年で色々経験させてもらい、色々なことを学び、考え、行動することが出来るようになりました。出来ることが増えた一方で出来なく...