このブログについて

国立大学法人山形大学工学部教授の吉田司のブログです。2050年までのカーボンニュートラル社会実現に向けて、色々な情報や個人的思いを発信します。発言に責任を持つためにも、立場と名前は公開しますが、山形大学の意見を代弁するものではありません。一市民、一日本国民、一地球人として自由な発言をするためにも、所在は完全に学外です。山形大学はこのブログの内容について一切その責任を負いません。

2021年5月26日水曜日

アイガモロボ続報

 昨日お伝えした有機米農業を助ける除草アイガモロボについて続報です。あまり喜んでよく調べなうちにアップしたので、情報が不足していました。このロボットを開発しているのは、日産自動車の技術者の中村哲也さんなんですね(ボランティアで)。1年前に、初代アイガモロボについてそのストーリーを伝えるYouTubeビデオが出ていました。

日産自動車の技術者によるボランティア活動から生まれた「アイガモロボ」始動!(日産自動車TouTubeチャンネル)

このビデオの中でも、昨日のNHKレポートにも登場していた中村さんがそのアイデアを説明しています。初代アイガモロボは太陽電池を背負っていないんですね。田んぼ脇の太陽電池で充電する仕組みだったようです。どうして稲を巻き込まずに泥水をかき上げられるのかについてのスクリューの秘密など説明されています。初代は目が付いて、ちょっと愛嬌ありますが、最新バージョンは太陽電池を備え、より本気の仕様に見えますね。最初は山形県朝日町の棚田が実験場だったようです。

日産自動車として、これを本気でビジネスにするという考えは無いのかも知れませんが、ヤマガタデザインの山中大介社長がこれに目を付け、鶴岡でプロジェクトがさらに発展しているということのようです。既成概念に囚われない人でなければ、ここまで形にすることはなかなか出来ないだろうと思います。

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