昨日お伝えした有機米農業を助ける除草アイガモロボについて続報です。あまり喜んでよく調べなうちにアップしたので、情報が不足していました。このロボットを開発しているのは、日産自動車の技術者の中村哲也さんなんですね(ボランティアで)。1年前に、初代アイガモロボについてそのストーリーを伝えるYouTubeビデオが出ていました。
日産自動車の技術者によるボランティア活動から生まれた「アイガモロボ」始動!(日産自動車TouTubeチャンネル)
このビデオの中でも、昨日のNHKレポートにも登場していた中村さんがそのアイデアを説明しています。初代アイガモロボは太陽電池を背負っていないんですね。田んぼ脇の太陽電池で充電する仕組みだったようです。どうして稲を巻き込まずに泥水をかき上げられるのかについてのスクリューの秘密など説明されています。初代は目が付いて、ちょっと愛嬌ありますが、最新バージョンは太陽電池を備え、より本気の仕様に見えますね。最初は山形県朝日町の棚田が実験場だったようです。
日産自動車として、これを本気でビジネスにするという考えは無いのかも知れませんが、ヤマガタデザインの山中大介社長がこれに目を付け、鶴岡でプロジェクトがさらに発展しているということのようです。既成概念に囚われない人でなければ、ここまで形にすることはなかなか出来ないだろうと思います。
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