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国立大学法人山形大学工学部教授の吉田司のブログです。2050年までのカーボンニュートラル社会実現に向けて、色々な情報や個人的思いを発信します。発言に責任を持つためにも、立場と名前は公開しますが、山形大学の意見を代弁するものではありません。一市民、一日本国民、一地球人として自由な発言をするためにも、所在は完全に学外です。山形大学はこのブログの内容について一切その責任を負いません。

2021年5月15日土曜日

電気スクーターシェアリング、九州大学

 九州大学で最寄り駅と大学キャンパスの間の学生の移動に利用するための電気スクーターシェアリングの実証実験が始まったそうです。

九大~最寄り駅 ”電気スクーター”をシェア 実証実験開始 福岡市(FNNプライム)

私も何度か行ったことありますが、九大の伊都キャンパスは駅から遠く離れているのです。そこで、駅とキャンパスの間の移動手段として、走行時にCO2を出さない電気スクーターをシェアリングするサービスを検討するための実証実験が行われているそうで、上記ニュースでは走行している様子の動画も見られます。現時点では無料で、10台を供している様ですが、もちろん本格的にサービスを開始することになれば、台数も増えるでしょうし、使用に応じて課金、空き状況をスマホ等で確認出来る仕組みなども導入されることでしょう。

もちろん、電気スクーターでもその製造と使用する電気によってもCO2は排出するわけですが、そもそも軽量な二輪車は圧倒的にその排出量が四輪車よりも小さいです。なので、脱炭素に向けたモビリティーとして、二輪車はもっと注目、活用されて良いと思います(私がバイクファンだということを抜きにしても!)。ただ、荷物が運べない、雨の日困る(山形で雪だったらもっと困るというか、使えない)、混合交通の危険性、などバイクならではの問題もあります。一方で、四輪車は駐車に広大なスペースが要りますが、スクーターなら建物の近くにちょっとした駐車スペースを設けるだけで済みます。

良い取組みですね、山形でも何か出来ないでしょうか?「自転車ならもっと健康的だよ」と言う声も聞こえてきそうではありますが。

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125

 「125」この数字が意味するのは何でしょう?はい、私はオートバイが大好きで、特に手に余らず、使い切れるパワーで軽量な125ccクラスのバイクが好きです。高速道路は乗れないけど、バイクで高速道路走っても、ちっとも面白くないし、二人乗りだって出来るし、燃費良くて維持費安いし。今ウチ...