このブログについて

国立大学法人山形大学工学部教授の吉田司のブログです。2050年までのカーボンニュートラル社会実現に向けて、色々な情報や個人的思いを発信します。発言に責任を持つためにも、立場と名前は公開しますが、山形大学の意見を代弁するものではありません。一市民、一日本国民、一地球人として自由な発言をするためにも、所在は完全に学外です。山形大学はこのブログの内容について一切その責任を負いません。

2021年5月26日水曜日

消火活動だって、脱炭素です!

 東京消防庁が電気モーターで放水する「スマートポンプ車」を全国で初めて配備したそうです。

モーターで放水「スマートポンプ車」全国で初配備 東京消防庁(NHK)

エンジンがかかっていない状態で、1時間放水する能力があるとのことですから、相応に大容量のバッテリーを積んでいるものと思います。ただ、それをどうやって充電するのか?EVの様に外部から給電するのですよね?エンジンで充電だと意味ありませんので。こんなところでも脱炭素。消防車が頻繁に使われるのは望ましくないですけど、火事そのものでなくても、消火活動でもCO2が出るというわけですよね。静かなのもメリットでしょう。

雪国で生活していますと、車やバイク以外にも内燃エンジンを備えた道具を持っています。除雪機です!あと、うちにはエンジン式の高圧洗浄機もあります。近所には芝刈り機を持っている人多いですね(2サイクルエンジンがいまだに主流)。これら、力の要る大変な作業なんですよ。ウチの除雪機は、単気筒400cc空冷OHVキャブレターエンジンで、いまどきバイクだって使わない旧式エンジン。触媒も無いので、排ガスはとても臭いです。しかし、パワフルなんですよねえ、ガソリン。いつの日か電動除雪機を充電している自分が想像できません。高圧洗浄機は、最近コード式電動のケルヒャーに換えましたけどね(調子いいです)。除雪機など、恐らく必要なところにはガソリンエンジンは残ると思いますが、やれる限りの脱炭素化は進んでいくのでしょうね。


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125

 「125」この数字が意味するのは何でしょう?はい、私はオートバイが大好きで、特に手に余らず、使い切れるパワーで軽量な125ccクラスのバイクが好きです。高速道路は乗れないけど、バイクで高速道路走っても、ちっとも面白くないし、二人乗りだって出来るし、燃費良くて維持費安いし。今ウチ...