生命の多様性は、この難局を乗り越えるための希望なのかも知れません。海洋研究開発機構(JAMSTEC)の調査船が8年前の北極海航海で採取したプランクトンが、ガソリンやディーゼル燃料と同じ成分を体内で生成する能力を持つことが明らかになったそうです。
ガソリンと同じ成分作る植物プランクトン発見 | 環境 | NHKニュース
生成されている量は微量とのことですが、その能力を拡大する改良(遺伝子操作?)をすることで、藻類によって直接自動車等に使える燃料を製造することが可能になるかも知れません。
火星への移住を真剣に語る様な宇宙探査には賛同出来ませんが、まあそういう宇宙探査も含めて、フロンティアを調べる取組みがとても大切だということをあらためて実感させるニュースですね。「宝探し」なんていう下世話なことではないんです。何も見つからなくても、未知の世界を探索し続けようとするのは、人間の飽くなき探求心の成せる業です。深海だとか、極地の海だとか、あるいは地中奥深くとか、人が踏み入れたことの無い世界を調べることで、思いもよらなかった発見があるかも知れません。
神様は人間に、自分たちの大切な家を破壊してしまう程にその活動を拡大する知恵を授けてしまいましたが、同時にそれを解決するためのヒントもこの世界に準備してくれている、そう信じたいですね。
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