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国立大学法人山形大学工学部教授の吉田司のブログです。2050年までのカーボンニュートラル社会実現に向けて、色々な情報や個人的思いを発信します。発言に責任を持つためにも、立場と名前は公開しますが、山形大学の意見を代弁するものではありません。一市民、一日本国民、一地球人として自由な発言をするためにも、所在は完全に学外です。山形大学はこのブログの内容について一切その責任を負いません。

2021年10月9日土曜日

連合初の女性会長に芳野氏

 更新をサボっているわけではないのですけど、色々あって追い付かず・・・。この間にも色々ありました。カーボンニュートラルにどう関係するの?と思われるかも知れませんが、私は大ありではないかと期待する出来事の一つがこれ。

連合 新会長に芳野友子氏を選出 女性の会長就任は初めて | NHKニュース

連合(日本労働組合総連合会)の新しい会長に、副会長だった芳野友子氏が選出されました。初の女性会長です。インタビューで「本当はもっと働き続けたいんだけど・・・」という女性の声に応えようと頑張ってきたことを語られていました。まさに、ダイバーシティー、多様性、SDGs、これなくして持続可能な発展もカーボンニュートラルもあったものではありません。これからの活躍に大いに期待しております。

女性首相は今回なりませんでしたが、いずれは二人に一人は女性という時代が来ることを願っています。出来れば、長の職に就く方は、少なくとも60歳以下、出来れば50歳以下であって欲しい。要するに、構成員の分布を考えた時に、丁度真ん中に居る世代(+ちょっとだけ上方シフト)ということです。で、岸田首相はその所信表明において、「成長と分配の両立」の新資本主義を唱えています。まさに、この点では連合が意図する労働者と大切にする社会という考え方と重なるだろうと思います。男女関係なく、世代を越えて、さらには人種も問わず、全ての構成員が腐らずに目いっぱい頑張りたくなる様な社会を目指して欲しいと思います。管理が過ぎると、頑張る気持ちが削がれるので、成功の報酬はキチンと与えられる仕組みは必要ですよね。しかし、一方で格差を無制限に拡大したり、その格差が支配関係に発展すれば、資本主義の闇の部分が拡大します。優しさと思いやりに溢れ、尚且つ一人一人が頑張りたくなる、そんな社会を実現して欲しいものです。

であるならば、きっとカーボンニュートラルという全員に関わる重大問題にも一致協力して取組めるのではないでしょうか。

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125

 「125」この数字が意味するのは何でしょう?はい、私はオートバイが大好きで、特に手に余らず、使い切れるパワーで軽量な125ccクラスのバイクが好きです。高速道路は乗れないけど、バイクで高速道路走っても、ちっとも面白くないし、二人乗りだって出来るし、燃費良くて維持費安いし。今ウチ...