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国立大学法人山形大学工学部教授の吉田司のブログです。2050年までのカーボンニュートラル社会実現に向けて、色々な情報や個人的思いを発信します。発言に責任を持つためにも、立場と名前は公開しますが、山形大学の意見を代弁するものではありません。一市民、一日本国民、一地球人として自由な発言をするためにも、所在は完全に学外です。山形大学はこのブログの内容について一切その責任を負いません。

2021年11月26日金曜日

食用コオロギ!

 ちょっと前に、NHKの山形ローカルニュースでやっていて、物凄いショックだったのがこのネタです。

飼育したコオロギを加工 食べ物として発売開始 新庄市の工場|NHK 山形県のニュース

うぎゃー!私は無理です!いやねえ、確かに牛は成長するまでの極めて多くの穀物飼料を食べ、沢山水を飲み、沢山糞尿をし、沢山ゲップをした上に、ちょこっとだけお肉を作ります。タンパク質を作るプロセスとして大変効率が悪い上に、温室効果がCO2の300倍にもなるN2O(糞尿から)や25倍のメタン(ゲップから)を沢山生産する、とても持続性の無い環境負荷の高い食料です。そのトウモロコシや水を人間が食べれば、もっと多くの人がお腹を空かせずに済むはず、牛肉を減らしましょうとはよく言うハナシ。それに対して、昆虫は僅かな餌でタンパク質を効率よく作ります。だから、持続可能で気候変動も抑制する昆虫食を見直そう!とはよく言われることです。イナゴとか蜂の子とか、サナギとか、日本では昔から昆虫食はありました。何を隠そう、私の故郷の岐阜でも、クロスズメバチの幼虫は「へぼ」と呼ばれる高級食です(私は食べたことありません)。さらに言えば、エビとかカニとか、もし陸を歩いてたら昆虫と何も違わないですよね?ウニとかホヤとか、海の生き物ならばもっとオゾマシイものを食べるじゃないですか!

でもねえ・・・。私はてっきり「え、これ本当にコオロギなんですかぁ?」って感じで、粉末化するとか、元の昆虫の姿が全く見えないものなのかと思っていました。ところが、ビデオに出てくるのは、あのコオロギさんそのもの!まあ、バッタと似たようなもの?いや、あの黒光りする羽根がねえ・・・あの「ゴ〇ブ〇」を連想させるでしょ?だから、これは無理だなあ・・・。本当に食べる物が無くなって、お腹が空いたらきっと食べますけどね。でもそうならないことを願っています。来るべき時に備えて、食品を開発する方はもちろん非難しませんし、賞賛しますけど、私はちょっと遠慮します。生涯食べずに済むことを願っております。皆さんはいかがです?

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